そば屋開業への道

定年後に蕎麦屋開業を目指すそば打ちオヤジが、夢への軌跡を綴るブログ。

女児の所作に胸キュン

温泉行く途中で「衝撃」

2020年2月7日(金)お休みだったので日帰り温泉にひとりで行くことにした。

 

5~7年前の自分は山歩きが好きで、静岡県内の山を歩いては

帰りに温泉に行って風呂上りに読書する・・・

なんてことが休みの使い方のひとつだった。

読むのは主に小説。最近は時代小説が好き。前は新田次郎(山岳小説)や

高杉良経済小説)、池井戸潤なんかよく読んだ。

 

最近の休みは、そば屋に行って勉強するか

そばを自宅で打つかのどちらかがほとんどの過ごし方。

この日は珍しく温泉のみ。で、選んだ本は蕎麦に関するもの。

今回持って行った本はこちら。

 

f:id:sobauchi1962:20200209002706j:plain

 

向かったのは島田市にある「伊太和里(いたわり)の湯」。

そこは山の中にあるのんびりした日帰り温泉施設で結構人気がある。

 

道中、のどかな田舎道を走っていると、下校途中の小学生の姿がちらほら見えた。

横断歩道の手前に差し掛かると、女の子2人(小5か小6位)が渡ろうとしていた。

ぼくが車を止めると対向車も止まり、女児2人は駆け足で渡っていった。

f:id:sobauchi1962:20200209005103j:plain

googleより)手前の横断歩道を左側から右側に渡った

お辞儀して「ありがとう」

 無事渡るのを確認してから車を動かし、ふと女児を見ると

彼女たちがくるっと振り返り、ぼくと対向車の運転手に向かって

なんと深々とお辞儀を2度、3度としてくれた。口は「ありがとう」と言っている。

ぼくはびっくりして車内から女の子2人に手を振って応えた。

「どういたしまして、気を付けて帰ってね」とつぶやきながら。

 

車を止めただけなのに、こんなに感謝してくれるなんて!

ぼくは感動した。

胸がキュンとなり目頭が熱くなってしまった。

 

感謝の気持ちを相手に伝えることが、人をこんなにも気分良くすることを

改めて知らされた思いがした・・・。

 

そうだ、将来店を開いたとしたら、お客さんに心からの感謝を伝えよう。

「ありがとうございました」は大きな声で、心を込めて言おう。