そば屋開業への道

定年後に蕎麦屋開業を目指すそば打ちオヤジが、夢への軌跡を綴るブログ。

MY石臼で初製粉

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石うす一番DX インバーター

ようやく作動できた電動石臼

今月上旬に購入し届いた石臼に、一部気になるところを見つけたので使わずに交換してもらいました。新しい石臼が届き、本日自家製粉をしてみました。

(メーカーは水田工業。販売はミナト工業で、両社とも迅速に対応してくれました)

給付金を国からいただいたので、これをきっかけに購入を決めました。

もちろん10万円では足りません。不足分は持ち出しですが非常にありがたかったです。

 

まずは玄蕎麦を挽いてみた

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玄蕎麦1kg 2回

玄蕎麦2キロ購入していたので、1キロずつ2回に分けて挽いてみました。

インバーター付なので、石臼の回転速度を変えられます。探りながらの作業です。

 

1回目は歩留まり良くなかった

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殻を取り除いた粉

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殻と一緒に実もだいぶゴミに

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歩留まり40%

結局1回目は1キロの玄蕎麦から、そば打ち用に製粉できたのは408グラム。かなり無駄にしてしまった。

 

2回目、歩留まり向上

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581グラム

回転スピードは、1分間に16回転と、1回目とほぼ同じ。石臼に投入する量を抑えてみました。

1回目 投入口にたくさんの玄蕎麦、二番粉を入れました。

2回目 投入口に落とす量を減量。おかげで細かく挽けたようです。でも時間はかかりました。石臼本体も熱を持ち、かなり熱くなりました。

 

篩は

①ざる  →殻を除去

②70目 →そのまま 

(1回目の分はさらに100目に通し、落ちた一番細かい粉を打ち粉用に)

③40目 →落ちた粉は②とまぜてそば打ち用に

(篩に残った分は捨てた)

 

1回目の粉は、100目を通してみました。でんぷんが少し抜けたかと思います。これは、つながりが良くなるか、比べてみるためです。

とりあえず冷蔵庫に保存して、今度の休日に打ってみます(きょうは製粉だけでヘロヘロになりました)。

 

感想

自分でそば粉を作れるというのはとても楽しいものです。でもどんな粉になるのか、試行錯誤が続くでしょう。どういうそば粉が自分好みになるのか勉強していきたいと思います。

それにしても、製粉はものすごく粉が飛び散ります。片づけも一苦労でした。