そば屋開業への道

定年後に蕎麦屋開業を目指すそば打ちオヤジが、夢への軌跡を綴るブログ。

久しぶりに1.5キロ打ち

こんな小道具を買ってみた

このところ1キロ~1.25キロを打つことが

多かったのですが1.5キロ打ちに戻しました。

 

1.5キロでも速く打つことを心がけています

もちろん速さだけでなく、おいしいそばに

仕上げることが大事。

それには、のした時の生地の厚さも大きなポイント。

ボクは少し細麺が好きなので1.5mmくらいに

のしたいと思っていますが、

測ったことはありませんでした。

ところが最近、こんなものを見つけました。

f:id:sobauchi1962:20200301114919j:plain

デジタル厚みゲージ

 佐久間新そば祭りにも来ていた、「会津中村豊蔵」さん。

パープルハートの麺棒を買った時にもらったカタログを

良く見ると

「デジタル厚みゲージ」(定価2800円)が載っていました。

これで麺(生地)の厚さが測れるのです。

さっそくネットで申し込み2月28日に届きました。

 

 3月1日(日)

粉は静岡そば打ち同好会・中田先生が挽いた

粗びきの二八、1500g

f:id:sobauchi1962:20200303215506p:plain

北海道産のそば粉。香りが素晴らしい!

今回は加水49% 1回目の水700g 2回目35g

f:id:sobauchi1962:20200303215547p:plain

f:id:sobauchi1962:20200303220228p:plain

一応しっかりと水回しした玉。程よい硬さ(軟らかさ)。

f:id:sobauchi1962:20200303220503p:plain

地のし(1分30秒かかった)を終えて、丸出し。

f:id:sobauchi1962:20200303220753p:plain

四つ出しに入ったのは、地のしを始めてから5分

なので丸出しには3分30秒かかったことに・・・。

f:id:sobauchi1962:20200303221308p:plain

四つ出しは通常4回やるところを

今回も2回目と4回目を省く方法。

1回目で90度回転させ、

楕円の生地は115~120センチ位に伸びていました

f:id:sobauchi1962:20200303221419p:plain

巻き棒は100センチ。それより幅のある麺帯を転がす。

両端がブラブラしてちょっと心配だったけど大丈夫。

f:id:sobauchi1962:20200303221633p:plain

四つ出し2回目を終えて広げたところ。

きれいな正方形とはいきませんでしたが、まあ四角になりました。

幅は80センチあったのでそのまま本のしへ。

ここまで開始から7分20秒。

f:id:sobauchi1962:20200303222136p:plain

本のしが終えたのは開始から18分50秒でした。

本のしに11分30秒もかかってしまった・・・!

うーん、ビデオ見ると反省点が見える。

f:id:sobauchi1962:20200303222245p:plain

f:id:sobauchi1962:20200303222722p:plain

f:id:sobauchi1962:20200303222821p:plain

f:id:sobauchi1962:20200303222845p:plain

12枚にたたみました。

あれ? 麺の厚さはどうなったの!?

 

そう、本当ならのしの作業時にチェックすべきなのですが

今回そんな余裕がありませんでした・・・。

で、測定したのは切ったあと。

f:id:sobauchi1962:20200301114757j:plain

切れ端の上にゲージを置いて測ってみると

おっ! 1.5mmの表示が。

f:id:sobauchi1962:20200303231815p:plain

切り幅も1.5mm程の麺に仕上がりました。

最後までまっすぐ切れたこともうれしい!

 

茹でてみるとモチモチの触感が素晴らしく美味!

香りもあり、のど越しも良かったです。

もちろん粉の良さがあってこそのことです。

 

次、もっと精進せねば。