そば屋開業への道

定年後に蕎麦屋開業を目指すそば打ちオヤジが、夢への軌跡を綴るブログ。

人気のない山で山菜採り

今週も春の味を求めて山へ

4月19日(日)新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、3つの密を避けなくてはなりません。休みの日は自宅で過ごすのが一番ですが、密閉、密集、密接とは無縁の人の来ない山へ山菜を探しに出かけました。もうワラビは終わりかと思っていましたが、なんとか自宅で食べるくらいは採取できました。

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ワラビの他に野蒜(ノビル)も探しました。山ではなく比較的自宅から近いとある川の土手で見つけました。妻のカンが当たりました。

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ノビル発見!

河原の土手にはいくつか自生するノビルがありました。しかし土にしっかりと根を張り、引っ張るとちぎれて球は土の中。😢特に道具を持っていなかったので次回は穿る道具持参で再挑戦するつもりです。

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ワラビとタケノコ。春の味を満喫。家飲みが楽しくなります。

山菜そばがいい!

朝早く山菜採りに出かけたので午後はそば打ちの時間が取れました。今回は取り寄せたダイコー製粉「上州秋そば花一文」と同じくダイコーの丸抜きを自家製粉してブレンドしたものを打ってみました。

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抜き実(丸抜き)は1袋1キロあったので、とりあえず全部挽いてしまいました。200gと800gに分けて、800gは後日のそば打ちように保存。200gを既製品1キロの粉にブレンドし、割り粉(中力粉)300gを加えました。そば粉:小麦粉=8:2 二八、1.5キロです。

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加水は48% ちょっと軟らかめに

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きれいな菊の形になるのは難しいです

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へそ出し 生地の完成まで10分強

水回しは丁寧にやることを第一として、あまり時間を気にしません。10分ちょっとかかりますが、粉に均等に水が行きわたることが大事だと思います。菊練りもきれいな菊模様になるといいのですが、いつかできるようになるでしょう。それよりもしわを集めることが目的ですから。

さてここからは時間短縮も目標としています。地のしから畳みまで15分以内。

スタート 0秒

地のし  1分20秒 (1分20秒)

丸出し  2分30秒 (3分50秒)

四つ出し 2分20秒 (6分10秒)

本のし  7分20秒 (13分30秒) 15分以内クリア!(^^♪

畳み   3分50秒 (17分20秒)

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12枚に畳みました。時間をかけないことを重視しすぎると形が悪くなりますが、つながりの良い蕎麦なので、クズもそんなに出ません。知り合いに分けて好評でした。

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夕飯はもり蕎麦と山菜料理。妻は冷たい蕎麦が好きなのですが、ぼくは温かいのも好き。翌朝、山菜をトッピングしたあったかい蕎麦を食べました。自分で採ってきた山菜そばは最高の味がしました。幸せ( ◠‿◠ )