そば屋開業への道

定年後に蕎麦屋開業を目指すそば打ちオヤジが、夢への軌跡を綴るブログ。

玄蕎麦自家製粉、粗挽き

どあひさんから分けていただいた玄蕎麦1kg強を

「石うす一番」で挽いてみた。

回転数は一番ゆっくりに近いところに設定して

まずは上臼の重みだけで玄蕎麦を挽き、殻を外した。

ふるいはざる、40目、30目を使用。

3度挽きした。粗挽き粉ができた。

 

粉は823gできた。玄蕎麦は1キロちょっとあったので

8割くらいの歩留まりか。

 

これを「二八」と「生粉打ち」用に分けて違いを比べてみた。

 

二八(にはち)

そば粉 400g

つなぎ粉(中力粉) 100g

加水 54% 270g

 

いい感じにまとまり、2ミリ幅の太麺に仕上げた

麺のちぎれは、ほとんどない

 

生粉打ち(十割そば)

そば粉 423g

加水 55% 232g

 

こねていると、やや軟らかすぎかなとも思えたが、

ちゃんと玉になった。

前回は水が少なくて、玉にすることさえできなかったので

これはいい! と思ったが・・・

実はもっと加水すべきだった。

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ちょうどよい加水かと思いきや、地のしするとなんと、ひび割れが!

 

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ガス抜き麺棒で伸す

 

 

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慎重に四つ出し 縁が割れていて麺帯も脆い

 

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四つ出し2回目 薄くならないよう回転数を抑えた

 

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四つ出し、3回でやめ

 

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本のし 2ミリ厚に伸す ほぼ調整程度の作業

 

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畳み 麺棒を使って最初の畳み

 

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4枚に

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切り幅も2ミリで

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脆い麺だが、何とか仕上げることができた

茹でてみる

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もっとボロボロになるかと思ったが、つながっている部分もあり

食べ応えがある太麺そばとなった。

十分おいしかったが、もっともちっと感を出してみたい。

また挑戦する。